明治初期の開港以来、日本を代表する国際物流拠点として栄えた門司港。かつて、横浜、神戸とともに「日本三大港」の一つに数えられ、大商社や銀行が先を争って門司に支店を開設したといわれています。門司港には今も、明治から昭和初期にかけて建てられた歴史的な建築物が残り、往時の繁栄の様子を伝えています。大陸貿易の発展とともに賑わったのものが、ほかにもあります。料亭と花街です。門司には数多くの料亭があり、中でも清滝には10軒以上もの料亭が建ち並んでいました。芸子さんの数もおよそ200人、置屋も20軒以上あったそうです。
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