瀬戸内海と日本海との結節点でもある関門海峡は、陸路と海路の十字路を形成し、幕末には外交や通商を迫るため、西洋諸国の黒船も通過するようになりました。その重要性を理解した長州藩の志士は、海峡を封鎖し攘夷を実行。これを契機に下関戦争が起こり、日本が開国へと舵を切り、歴史の潮流を変えるターニングポイントとなったのです。そんな関門海峡沿岸には、明治から昭和初期にかけて当時の最先端の意匠と技術で建てられた近代建築が、現代の街並みの中で大切に残されています。 密接な交通網で結びついた海峡両岸の港町は、渡船や海底トンネルを使って気軽に巡ることができます。
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※1 アクティブコース 人道トンネルにて門司から下関へ徒歩移動 (徒歩約1時間)
※2 ゆったりコース 渡船にて門司港から唐⼾(下関)へ移動 (徒歩と船で約20分)